会報HP版

にじ404号
2025-12-02
    バザーへのご協力ありがとうございました!

 今年度のバザーも、近隣の方々、サポートセンターにじをご利用の皆様をはじめ、多くの方にお買い物いただき、大好評のうちに終了しました。みなさま、ご協力ありがとうございました。なお、しばらくの間は、アフターバザーとして開店していますので、引き続き購入いただくことができます。ゆっくり時間をかけて、吟味してお買い物をお楽しみください。
 小旅行は秋晴れのなか、楽しい一日を過ごしてきました。「今年も安心で楽しいイベントをありがとうございました」「久しぶりの人と会えたり、触っていろいろな感覚を味わったりして楽しく過ごすことができました」などの感想をいただきました。
 交流会、小旅行、バザーと行事が続いた秋も終わり、寒さの季節がやってきます。皆さん、寒さにも、風邪や感染症にも負けずに、冬を元気に乗り切りましょう。


 短歌・俳句・川柳コーナー特集2
 「にじ」1号から毎号寄せられた短歌・俳句・川柳、今号は101号~250号(2000年9月~2013年2月)の作品を選びました。

          宮崎英幸さん(福島市)
目の弱き吾を気遣ひ食卓に
      妻は魚の骨抜きて置く
我が為に心を込めてゆっくりと
      短歌(うた)を読みくるる人ありがたし
君も君も交流会にて見えたり
      親しみて読むにじの会会報

          小池圭子さん(喜多方市)
炎天下今日は雨よと空笑う

          矢島秀子さん(南相馬市)
しっかりと吾が心身に襷かけ
      白杖(つえ)もつ人となりて一年(ひととせ)
原発のよき知らせ来ず暮るる空
     伊勢電鉄の灯り目に染む(三重県津市にて)

          佐藤文郎さん(伊達市月舘)
立春の午後の窓辺で点書読む
風邪に臥し老いのこの身のどじょう汁
福島康利さん(郡山市)
風呂敷に夢を託して秋彼岸

          大楽スミヨさん(福島市)
我が庭は風と落ち葉の行き止まり

松本精次さん(矢祭町)
久々に盲(めしい)て夢に見る雪は
      鮮やかにしてかぎりなく降る
白き杖、点字、パソコン身につけて
      われは第二の光を掴む
弾き語りのギターの点字譜根気よく
      米寿の鈍き指に読み取る

          紺野敬さん(福島市)
白杖を拒み続けて来し日々の
      いつしか我が身の一部となりぬ
師の心受け継ぎ来しか歌友みな
      盲のわれを支えくれおり

          水上勇雄さん(郡山市)
遠足のいつも遅れる二人組
      今先頭に据えられており

          山本敦士さん(伊達市梁川)
年ごとに煩悩増して除夜を聞く
ケイタイもパソコンもなき我が暮らし
      机にあるは点字器ひとつ

武田栄子さん(福島市)
幾度となくあきらめかけし点字文字
      友の言葉に再度取り組む
原発の被害に戸惑う人々の
心癒やせし満開の桜

           佐藤カツさん(福島市)
遅咲きの庭のつつじの五つ六つ
      初秋の空にそっと紅そむ
6点が寄って離れてまたよって
      指に確かむ防災マニュアル

柳沼友治さん(郡山市)
凍てつきし闇つきぬけてオリオン座
語り部の被爆ピアノや原爆忌
小春日や点字の影のくっきりと

           薄井セツ子さん(福島市)
あれほどに帰りたかりし古里に
      父母亡きて遠くなりたり
血のにじむ思ひに指をなぞりつつ
      点字教本読み得てうれし

           谷津フク子さん(郡山市)
勘違い音コーラスの和をはずす
山鳩の鳴く声に道教えられ

           斎藤啓二さん(福島市)
作曲の文字変換にキー叩き
      「曲げる」と知りて首をかしげる
廃校の跡地廻るも影もなく
      せせらぎの音懐かしく聞く

           松浦よし子さん(福島市)
くらぶればハンディある身も個性だと
      風薫る日は受け入れて見る
ゆるゆるとでで虫のごと指はわす
      次第になじむLサイズの点字

           片平智恵子さん(福島市)
仲間知り励まされたり教えられ
      杖を頼りに我が道をゆく

宍戸フサ子さん(福島市)
山の実で腹を満たさぬ子連れ熊
      我が畑にも獣群れ跡
畑仕事の泥手に握る白杖を
      農具のごとく我は洗ひぬ
雑草に混じりて切りしドクダミの
      著(しる)き臭いの鎌に残れり

佐藤カツ子さん(福島市)
故郷の山あいにしみる蝉の声

           川島貞治さん(福島市)
ふと目覚めラジオ入れれば深夜便の
      歌なつかしく思い起こしぬ
一人聞く窓うつ風の激しさよ
      寒さしのばる立冬の夜

           結城頼子さん(山形市)
日々ふるるつぼみほころぶ君子蘭
やわらかな芽吹きはじめし南天の
      命のバトンここにもありぬ

           遠藤義一さん(会津若松市)
あれこれと思いまどいて一日が
      終わってみれば今日は誕生日
飼い猫にしがみつかれて気が付けば
      外は粉雪ちいさな吹雪

           目黒伸一さん(福島市)
にじの会の交流会の待たれけり
      体験メニュー今年はいかにと
失明の我がベッドで本読みくれし
      長谷川きよしの父の優しさ
草取りも社会参加と人は言う
      庭に隣が声かけくれる

           渡部義雄さん(伊達市)
落ち葉舞う始めて触るるパソコンに
      年を感じて不安になりけり

           谷田川正さん(郡山市)
干支の寅トライすべきはエコなれど
      良からぬエゴが世を駆け巡る

           穴沢勲さん(会津若松市)
雪が降りローラーチップが雪だるま
      感触つかめず思わず止まる
汽車に乗り歩行訓練下郷へ
      観音沼 ひぐらしの滝

           本田みどりさん(福島市)
初めてのかわずの声に田植え時期
      負けずに生きよう元気いっぱい

            加藤篤子さん(福島市)
年々に年齢(よわい)重ねて沁みて知る
      相田みつをの「今を大事に」

           福島美恵子さん(郡山市)
節分の豆食べきれず二つ三つ


    短歌・俳句・川柳

薄井セツ子さん(福島市)
悔しいが後ろ姿に歳が出る

佐藤哲哉さん(福島市)
そうめんが消化せぬ間にもう鍋か

           矢島秀子さん(南相馬市)
茶柱をわたしの髪にかくし入れ
      よきことあれと手を合わせし夫(つま)

           佐藤カツさん(福島市)
避難訓練黄色いタオル目印に
      近所の助けの握る手強し

           穴澤勲さん(会津若松市)
秋風に花の香りをなびかせて
      コロナに負けずいきいき体操

           小板橋順二さん(猪苗代町)
朝夕の防災無線熊情報
      早く雪降れ散歩に出たい

           三浦寛さん(国見町)
久しぶりおてんばあの子が孫二人
      枕も投げた幼い仲間


   JRPS福島からのお知らせ
 新年会のお知らせです。恒例のお楽しみ抽選会もあります。皆様方の参加をお待ちしております。
日にち:令和8年1月18日(日)
時間:12:00?14:00
   11:45 ダイユーエイトMAX1階
   フードコート前集合
会場:峰亀曽根田店
参加費:会員(付添)4,000円、非会員4,500円
    (飲み放題、蕎麦おかわり自由)
申込み:12月14日締切(先着30名)
  電話 090-7931-5984(三浦寛)
  メール hiro-gtrluckymtk-1643m@docomo.ne.jp

    お知らせ
●サポートセンターにじは12月27日(土)~1月5日(月)年末年始の休館となります。ご不便をおかけしますがご協力をよろしくお願いいたします。
 

   今月のイチオシ!図書

 あっという間に今年も終わります。サピエ図書館から、今年話題になった本を探してみました。
『謎の香りはパン屋から』土屋うさぎ:大学一年の市倉小春は漫画家を目指しつつ、大阪府豊中市にあるパン屋「ノスティモ」でアルバイトをしていた。ある時、同じパン屋で働いている親友の由貴子に、一緒に行くはずだったライブビューイングをドタキャンされてしまう。誘ったのは彼女のほうなのにどうして?小春は、彼女の行動を振り返り、意外な真相に辿りつく。パン屋を舞台とした日常の謎連作ミステリー!2025年『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。
『成瀬は天下を取りにいく』宮島未奈:「島崎、私はこの夏を西武に捧げようと思う」幼馴染の島崎みゆきにそう宣言したのは、中学2年の成瀬あかり。閉店間近の西武大津店に通い、ローカル番組の中継に毎日映るといいだした。さらに、お笑いコンビでM-1に挑み、高校の入学式に坊主頭で現れ、目標は200歳まで生きること。最高の主人公の登場に目が離せない!
『架空犯』東野圭吾:誰にでも青春があった。被害者にも犯人にも、そして刑事にも。燃え落ちた屋敷から見つかったのは、都議会議員と元女優夫婦の遺体だった。華やかな人生を送ってきた二人に何が起きたのか。『一次元の挿し木』松下龍之介:ヒマラヤ山中で発掘された二百年前の人骨。大学院で遺伝人類学を学ぶ悠がDNA鑑定にかけると、四年前に失踪した妹のものと一致した。不可解な鑑定結果を担当教授に相談しようとした矢先、教授は何者かに殺害された。古人骨を発掘した調査員も襲われ、研究室から古人骨も盗まれた。悠は妹の生死と、古人骨のDNAの真相を突き止めるべく動き出すが、予想もつかない大きな企みに巻き込まれていく。(音訳着手)
『方舟』夕木春央:柊一は友人らと山奥の地下建築で夜を越すことに。だが、地震によって出入り口はふさがれ地下水が流入し始める。そして、その矢先に起こった殺人。だれか一人を犠牲にすれば脱出できる。生贄にはその犯人がなるべきだ。犯人以外の全員がそう思った。本格ミステリー界に新風を吹き込んだ作品。

    サピエ図書館コーナー
10/1~10/31にホストアップの点訳・音訳書より抜粋
◇◇点訳◇◇
1.『芥川龍之介短編集』芥川龍之介著 全2巻
2.『千年を超えて君を待つ』遠藤遼著 全3巻
3.『歩く人はボケない 町医者30年の結論』長尾和宏著 全2巻
4.『終りに見た街』山田太一著 全3巻
5.『カニカマ人生論』清水ミチコ著 全3巻
6.『消された1行がわかるといきなり怖くなる話』藤白圭著 全2巻
7.『人生は美しいことだけ憶えていればいい』佐藤愛子著 全2巻
8.『タモリさんに学ぶ「人生のたたみ方」70歳からの「しばられない生き方」のすすめ』内藤誼人著 全3巻
9.『誰のためのアクセシビリティ? 障害のある人の経験と文化から考える』田中みゆき著 全6巻
10.『鳥居篤治郎 世界に眼を・永遠の青年 盲先覚者伝記シリーズ 5』赤阪一著 全2巻
11.『盲導犬との絆、静かな感動 光を失った33人が自ら綴るエッセイ』全日本盲導犬使用者の会著  全4巻
12.『私の最後の羊が死んだ』河崎秋子著 全3巻
13.『萩本欽一昭和をつくった男』太田省一著 全3巻
14.『レシピ未満のおいしい食べ方』藤井恵著 全2巻
  ◇◇音訳◇◇
1.『絶対「謝らない人」』榎本博明著 3時間48分
2.『母を葬(おく)る』秋吉久美子・下重暁子著 4時間42分
3.『アガサ・レーズンと月夜に消えた男』M・C・ビートン著 8時間38分
4.『争いばかりの人間たちへ』山極寿一著 7時間31分
5.『幸あれ、知らんけど』平民金子著 5時間47分
6.『老いを読む老いを書く』酒井順子著 7時間34分
7.『「伝える」極意』草野仁著 3時間44分
8.『東北ふしぎ物語』みちのく童話会編著 4時間
9.『法外捜査 3』石川渓月著 8時間37分
10.『ごんげん長屋つれづれ帖 11』金子成人著5時間41分
11.『団地のふたり』藤野千夜著 3時間45分
12.『桃源亭へようこそ』陳舜臣著 7時間40分
13.『沢田研二』中川右介著 18時間22分
14.『ポピュリズム』堂場瞬一著 14時間24分
15.『あの日、小林書店で。』川上徹也著 5時間56分
16.『記者と官僚』佐藤優、西村陽一著 9時間26分
17.『深川青春捕物控 2』東圭一著 5時間49分
18.『あざやかな結末』赤川次郎著 4時間43分
19.『からだの「衰え」は口から 歯と健康の科学』水口俊介著 10時間3分
20.『新編日本の面影 2』ラフカディオ・ハーン著7時間45分
21.『鉄のほころび』香納諒一著 9時間32分
22.『ママはいつもつけまつげ』神津はづき著5時間40分

     てんやく情報
『闇に願いを』クリスティーナ・スーントーンヴァッド著 全6巻(730頁)・・・刑務所の庭で街の光を眺める少年・ポン。彼は法律により、13歳になる日まで、ただ「刑務所で生まれた」というだけで、ここを出ることができないのです。ポンは、あの光の下には自由が待っていると信じていました。ところが、出所後も、決して本当の自由は得られないことを知ってしまいます。一方、刑務所長の完ぺきな娘・ノックは、父の名誉を守るため、脱獄犯となったポンを追いかけます。ノックにとって、法を守ることは絶対であり、ポンは再び捕まって罰をうけ、一生を刑務所ですごすべきなのです。しかし外の世界は、二人に思いもよらなかった真実をつきつけるのでした。感動のファンタジー!
『アーマのうそ』キャロル・ライリー・ブリンク著 全2巻(286頁)・・・「あたし、世界一大きな人形を持ってる」友だちに思わずついてしまった嘘。それはどんどんふくらんで、アーマの手に負えなくなり、とうとう、学校の一大イベントで展示することになってしまう。アーマは、このピンチをどう切りぬける?名ストーリーテラー、ブリンクによる、ハラハラドキドキの物語!
『ワンダーランドに卒業はない』中島京子著 全3巻
(342頁)・・・空想が日常の子ども時代、だれもが異世界へと旅する時間を持つ。物語に没頭する喜びは、ずっとあなたを支えてくれる。本を開いて、自分の中の子どもに会いにいこう。『クマのプーさん』から『ゲド戦記』まで、作家を育てた18の物語。
『熱河に駆ける蹄痕 小説小日向白朗』織江耕太郎著 全5巻(704頁)・・・16歳で単身日本を脱出し、中国大陸に渡り満洲を目指した小日向白朗。誰かが通ったルートを辿るのではなく、未踏の地を歩くことを決意し、奉天で坂西(ばんざい)利八郎(りはちろう)閣下を紹介される。その後、白朗は「軍事探偵」の命を受け、意気揚々と北京を出発する。しかし、万里の長城を越え、シラムレン川に差し掛かったとき馬賊に急襲される!その馬賊とは、北京から北西400キロほどの地を本拠とする楊青山(よう せいざん)総攬把(ツオランパ)という男が率いる集団であった。本名は権松、中国名は尚旭東(シャン シュイトン)、民衆から小白竜(ショウ パイロン)と呼ばれた男の息つく暇もない冒険の連続に、血湧き肉躍る。実在した満洲の馬賊王・白朗の桁外れの冒険劇!

     おんやく情報
『善人は二度、牙を剥く』ベルトン・コッブ著 6時間49分・・・闇夜に襲撃されるアーミテージ。凶弾に倒れるチェンバーズ。警官殺しも厭わない恐るべき善人が研ぎ澄まされた牙を剥く!ダイヤモンド強盗事件を捜査するアーミテージ巡査部長は大胆な潜入捜査を決行。捨て身の捜査で暴かれた意外な真犯人の正体とは。


  12月の対外活動
5(金)~7(日)みんなの作品展(AOZ)
  <12月の活動>
点字基礎講習会 3・10・17・24(水)13:30~ 腰の浜会館
音訳フォロー研修会 9(火)13:00~15:00
音訳研修会 2・16(火)13:00~
点訳全体研修 10(水)10:00~12:00
点訳相談日 3・17(水)10:00~12:00
点訳スキルアップ研修会 20(土)13:00~
テキストデイジー活動日 13(土)10:00~
ウォーキングボランティア定例会 24(水)12:00~
対面音訳 9・16・23(火)ほか随時
連絡会 4(木)14:00~
ウォーキングクラブ 10・24(水)10:30~
パソコンクラブ 1・15(月)10:00~12:00
チャレンジクラブ 3・10・17・24(水)13:00~15:00
ミュージックベルクラブ 8・22(月)10:00~12:00
フラダンス教室 18(木)13:00~
卓球台使用日 1・5・12・15・19・26 13:30~15:30
※サポートセンターにじは12月27日(土)~1月5日(月)年末年始の休館となります。ご協力をよろしくお願いいたします。


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