会報HP版

にじ400号
2025-08-08
       交流会へどうぞ!

 今回で31回目を迎える交流会、1年に1度の皆さんとの交流を楽しみましょう。
 日にち:8月31日(日)10:30~15:00
 場所:AOZ(アオウゼ)
 参加費:500円
 日程
9:30  受付開始 多目的ホール前
10:30  開会 オリエンテーション
10:45~11:45  グループ別体験
A.料理(調理実習室)
B.フラダンス体験(多目的ホール)
  C.指編み体験(小活動室)
11:45~12:45 昼食 便利グッズ展示
12:50~13:05 多目的ホール
   フラダンス・ミュージックベルクラブ発表
13:10~13:50  みんなで歌いましょう 14:00~14:50 頭と体をうごかしましょう
14:55  閉会

 午前は、ご希望のグループに分かれて次の体験を行います。
 A:料理 今年は「しっかり昼食」づくりです。交流会参加者の昼食を作ります。
 B:フラダンス体験 毎回好評の「初めてのフラダンス」を鈴木洋子先生のご指導で体験します。
 C:チャレンジクラブで行っている「指編み」の体験です。「おもしろそう!」と思ったら、ぜひチャレンジクラブにご参加ください。
 午後は、フラダンス・ミュージックベルクラブの発表から始まります。1年間の練習の成果を発表しますので、どうぞ応援してください。
 その後、八島蓉子先生のピアノに合わせ、なつかしい童謡や小学唱歌を思う存分歌いましょう。
 最後に、認知症予防にも効果のあるコグニサイズで、頭も体もたのしく動かします。紺野勝二先生に、誰でも楽しくできるように、やさしく、ゆっくり指導していただきますので、お楽しみに!
申し込みの際には、午前の体験、A・B・Cのご希望をお願いします。お早めにお申し込みください。


      小旅行の日程

 今年は、宮城県大崎市「感覚ミュージアム」と「あ・ら・伊達な道の駅」を訪れます。詳細が決定しましたので、お知らせいたします。
 日にち:10月10日(金)
 当日スケジュール
  8:40  福島駅西口 集合
  8:50  出発 東北自動車道(高速道路)
  9:50~10:05  菅生PA トイレ休憩
 10:40  古川IC
11:00~12:00 感覚ミュージアム
 12:15~13:00 割烹水月到着 昼食
 13:15~14:10 あ・ら・伊達な道の駅
15:20~15:30 菅生PA休憩
 16:30  福島駅西口 到着・解散
 参加費:1,500円 
 申し込み受付は、9月1日(月)午前9時から電話のみで受け付けます。
 なお、大型バスで近県を訪れる小旅行は今回をもっていったん終了いたします。次年度からは、別の形での交流を企画したいと考えています。


    後期高齢者医療制度のお知らせ

 福島県後期高齢者医療広域連合からのお知らせです。
 ◎現在お持ちの被保険者証又は資格確認書の有効期限は令和7年7月31日となっています。
 ◎マイナ保険証を持っている・持っていないにかかわらず、手続き不要で被保険者全員に7月末までに「資格確認書」を交付します(令和8年7月までの暫定運用)。
 ◎資格確認書は従来の紙の被保険者証と同じように、医療機関等で提示することで医療が受けられます。
 ◎資格確認書の有効期限は令和8年7月31日です。
 ◎マイナ保険証を利用している方にも資格確認書を交付しますが、引き続きマイナ保険証をご利用ください。
 ◎令和7年8月1日以降、医療機関等を受診する際は、「マイナ保険証」又は「資格確認書」をご提示ください。
 ◎期限の切れた被保険者証又は資格確認書は、お住まいの市町村の後期高齢者医療制度担当窓口へ返却いただくかご自身で破棄してください。ご自身で破棄する場合は、個人情報に留意の上、裁断等により確実に破棄してください。
 お問い合わせ先:お住まいの市町村の後期高齢者医療制度担当窓口、または、福島県後期高齢者医療広域連合事務局 電話 024-528-9025(代表)


    短歌・俳句・川柳

           薄井セツ子さん(福島市)
あきらめて買えば出てくる探し物

菅野勝仁さん(田村市)
備蓄米待ってはくれぬ食べ盛り

           穴澤勲さん(会津若松市)
朝日浴び足取り軽く朝散歩
      毎日軽く健康管理

           矢島秀子さん(南相馬市)
窓をあけ空気いれかえするたびに
      かべの花笠はずんで踊る

           三浦寛さん(国見町)
タチアオイてっぺん咲いて夏間近
      蝉も地中でデビューの準備

           小板橋順二さん(猪苗代町)
油井の町鞍石山のホトトギス
      智恵子愛しと光太郎の詩(うた)

           佐藤カツさん(福島市)
手のひらの豆腐六つに切るときの
      闇に揺れいる定まらぬ勘


     400号になりました。
 会報「にじ」は今号で400号となりました。
 活動開始から10年目を迎えた1992年5月1日に、手書き4ページの第1号を発行。発行のご挨拶には、《明日への希望の「にじ」、私とあなたの心をつないで、大きく大きくひろがりますように》と当時の会長の若々しい言葉が綴られています。以来、毎月欠かさずお届けしてきました。
 この間、お読みくださった皆様、俳句・短歌・川柳やご意見・ご感想などを投稿くださった皆様、ほんとうにありがとうございます!
 これからもこつこつと発行を続けていきたいと思います。引き続き、よろしくお願いいたします。
 今号から、いろいろな角度から少しずつ400号の歩みを振り返っていきたいと思います。
    今月のイチオシ!図書

会報が400号を迎えたことを記念して、今月は、にじの会がサピエ図書館にアップした図書の中で、ダウンロードの多かった点字図書をご紹介します。集計は1995年4月からになります。
 この間、月刊誌「ニュートン」を毎号欠かさず点訳し、アップし続けました。サピエの記録では1996年11月号から29年にわたり、累計で20,584回ダウンロードされ、利用されています。
 「医道の日本」はサピエに参加する他の点字図書館・ボランティアグループと協力して点訳しました。にじの会がまとめを担当したのは、1996年1月号から39回、累計4,758回ダウンロードされています。
 また、「あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師・柔道整復師国家試験解剖学受験と学習マニュアル」2002年版・2005年版・2008年版を点訳し、1,616回利用されました。
 利用数が多いのは、あん摩・マッサージ・鍼灸関係、医学関係の図書ですが、読み物としては、上橋菜穂子のファンタジー『守り人シリーズ』が最も多く利用されました。「精霊の守り人」(618回)、「獣の奏者1闘蛇編」(558回)、「獣の奏者2王獣編」(466回)、「闇の守り人」(344回)、「夢の守り人」(310回)、「神の守り人来訪編」(277回)「神の守り人帰還編」(251回)、「精霊の木」(232回)となっています。上橋菜穂子は、根強い人気ですね。
 そのほか、読み物では「毎日読める!小学生のための日本と世界の名作200」(338回)、「ぼくとテスの秘密の七日間」(275回)、「ココと幽霊」(254回)、「宿命(東野圭吾)」(217回)、「ふしぎ駄菓子屋銭天堂(広嶋玲子)」(210回)が多く利用されました。
 楽譜では「アコースティックギター入門 日本放送協会」(304回)が断然多く利用され、料理本では、「いちばんやさしい料理のきほん はじめて料理」(306回)が一番人気でした。
 このほかの人気の図書を以下にご紹介します。
「ポケット鍼灸臨床ガイド第3版」    592
「関節運動法」田中勝著      590
「藤本蓮風経穴解説」藤本蓮風著   580
「体性 自律神経反射の生理学」    526
「関節運動学的アプローチ-博田法」 439
「鍼灸基礎実習ノート」森英俊ほか編   438
「はりきゅう検査・治療学」有馬義貴編集 420
「経絡テストによる診断と鍼治療」    418
「リンパ系局所解剖カラーアトラス」   358
「スグ身につく!論理的なコトバの使い方&文章術」  329
「臓腑経絡学 改訂第3版」藤本蓮風監修 327
「徒手的理学療法」藤縄理著  323
「寝たきり老人になりたくないなら大腰筋を鍛えなさい」久野譜也著  304
「はりきゅう基礎技術学」有馬義貴編集 303
「あっ!痛みがとれた 肩こり・腰痛の治し方」 作田学監修  298
「身体所見からの臨床診断」       297
「現代の解剖学」山田安正著       285
「疾患別治療大百科 シリーズ1腰痛」 281
「足首ほぐし2分ダイエット」    279
「素問 小曽戸丈夫・新釈」       275
「解剖学問題集4059(空欄補充形式)」  266
「心の神経生理学入門」         255
「現代の生理学」古河太郎編       248
「できるExcel2000Windows2000版」    246
「疾患別治療大百科2 膝関節痛」    245
「図解解剖学事典第2版」        240
「霊枢 小曽戸丈夫・新釈」    238
「腰痛の9割は医者なしで治せる!」 229
「タイ式マッサージ」    227
「不眠症の科学」坪田聡著   219
「顔や手足のむくみで悩む人に」   217
「『関係法規』合格プラン 2011年版」215
「難経 小曽戸丈夫・新釈」 203
「股関節1分ダイエット」 202


    サピエ図書館コーナー

6/1~6/30にホストアップの点訳・音訳書より抜粋
◇◇点訳◇◇
1.『世の中は、「暗黙のルール」に満ちている』マル秘情報取材班編集 全3巻
2.『とっさに言葉が出てこない人のための脳に効く早口ことばスパルタ』川島隆太ほか著 全1巻
3.『青の国、うたの国』俵万智著 全3巻
4.『飯舘村の母ちゃんたち』古居みずえ著 全3巻
5.『愚痴のすすめ』曽野綾子著 全2巻
6.『クックパッド免疫力を上げるシニアごはん 毎 日食べたい全88品のおいしくて体にいいおかず』 成田美紀監修 全3巻
7.『ゲーテはすべてを言った』鈴木結生著 全3巻
8.『国語の授業では教わらない数え方辞典』飯田朝子著 全2巻
9.『ことば探偵金田一京助の秘密』郷原宏著 全5巻
10.『14歳のための物理学』佐治晴夫著 全3巻
11.『純喫茶クライ 地図にないお店』吉田桃子作 全2巻
12.『衝撃的においしいひき肉レシピ』中村奈津子著 全2巻
13.『知るほど観たくなる将棋 ドラマティック将棋論』ランパンプス寺内ゆうき著 全4巻
14.『復讐は感傷的に』三日市零著 全4巻

  ◇◇音訳◇◇
1.『仙台夢横丁 茜色の時』宮地辰雄著 17時間40分
2.『心が整うおみおくり』大愚元勝著 3時間35分
3.『美しい日本の言霊』藤原正彦著 6時間25分
4.『家族解散まで千キロメートル』浅倉秋成著 11時間26分
5.『盗っ人から盗む盗っ人2』藤水名子著 6時間6分
6.『ふりかえれば日々良日』佐久間良子著 4時間57分
7.『南町奉行と殺され村』風野真知雄著 4時間31分
8.『命の砦』夏川草介著 10時間14分
9.『埋火』篠綾子著 6時間51分
10.『9割の人が間違っている炭水化物の摂り方』笠岡誠一著 4時間12分
11.『ごみ屋敷ワンダーランド』柴田賢佑著 4時間29分
12.『ナゾの“境界駅”探訪』鼠入昌史著 11時間13分
13.『幸福の歌 やなせたかし童謡詩集』やなせたかし著 51分
14.『人間がいなくなった後の自然』カル・フリン著 17時間29分
15.『C線上のアリア』湊かなえ著 9時間21分
16.『DOLL』内藤了著 7時間33分
17.『おれの生きる道』恩田利夫著 5時間57分
18.『風燃ゆる』芝村凉也著 12時間25分
19.『ゲーテはすべてを言った』鈴木結生著 6時間19分
20.『名医・専門家に聞くすごい健康法』週刊新潮編 5時間21分
21.『夫が寝たあとに読む本 「怒り」をおさめるコツ』篠原尉子著 2時間50分
22.『珈琲屋の人々3』池永陽著 8時間34分


     てんやく情報
『スカンダーと奪われたユニコーン』A・F・ステッドマン著 全9巻(1064頁)・・・暗い嵐の目のように、恐ろしいユニコーンの周りには黒い煙が渦巻き、彼らの後ろには雷が鳴り響き、凶器のようなひづめからはるか下の大地に向かって稲妻が走る。この小説の世界では、今までの「キラキラ」「カワイイ」イメージのユニコーンとは正反対。「獰猛」「危険」「血みどろ」ダークな存在として描かれます。かつてだれも想像しなかったユニコーンとヒーローの世界へ、ようこそ!
『青と緑 ヴァージニア・ウルフ短篇集』ヴァージニア・ウルフ著 全3巻(420頁)・・・イマジズムの詩のような「青と緑」、姪のために書かれたファンタジー「乳母ラグトンのカーテン」、園を行き交う人たちの意識の流れを描いた「キュー植物園」、レズビアニズムを感じさせる「外から見たある女子学寮」など。短篇は一つ一つが小さな絵のよう。言葉によって、時間や意識や目の前に現れる事象を点描していく。21世紀になってますます評価が高まるウルフ短篇小説の珠玉のコレクション。
『なぜ学ぶのか』出口治明著 全3巻(310頁)・・・常識を疑うことで世界は発展を続けてきた。学ぶからこそ、常識を知り、考え、それを改革することができる。学ぶからこそ、「社会」や「人」が理解できるようになり、「自分」も見えてくる。そこから人生の選択肢が広がっていく。選択肢が多ければ多いほど、人生は自由で楽しくなる。
『一流とは何か 昭和の大物17人の人間力』藤木相元ほか著 全2巻(298頁)・・・松下幸之助、吉田茂、本田宗一郎、田中角栄、小林一三等々、戦後の「一流人間」たちと出会い、共に人生を語り人生を学んだ著者は、特攻崩れから戦後沖縄の復興活動、また松下幸之助の研究所で数々の技術開発を実践。のちに脳科学の研究で「脳相学」を展開。独自の視点で混迷の現代を生きる我々に熱いメッセージを送ってくれる。
『客観性の落とし穴』村上靖彦著 全2巻(310頁)・・・「その意見って、客観的妥当性がありますか」「エビデンスはあるんですか」「数字で示してもらえますか」この感覚が普通になったのは、社会の動きや人の気持ちを測定できるように数値化していったせいではないか。数値化が当たり前になった今、こうした考え方が世にはびこっている。その原因を探り、それによって失われたものを明らかにする。
『キツネとわたし ふしぎな友情』キャサリン・レイヴン著 全7巻(950頁)・・・毎日16時15分になると、彼女の家の前には一匹の野生の〈キツネ〉がやってくる。生物学者であれば動物を擬人化してはならないはずなのに、彼女は徐々に友情を感じ始めていた。その出会いと別れを通じてモンタナ州の豊かな自然が精緻に描かれる、傑作エッセイ。
『〈弱いロボット〉から考える 人・社会・生きること』岡田美智男著 全3巻(414頁)・・・ロボット=完全無欠な存在、とイメージする人は多いでしょう。本書に登場するロボットはどれも弱みや苦手を持ち、それゆえ周囲の助けをかりて初めてコトを成し遂げます。弱さを補いあい、相手の強さを引き出す〈弱いロボット〉は、なぜ必要とされるのか。生きることや他者との関係性、社会の在り方と共に考えます。


     テキストデイジー情報
『「覚える」と「わかる」 知の仕組みとその可能性』信原幸弘著 190ページ・・・覚えた!わかった!と素朴に使うけど、その時、人間のなかでなにが起きているのか。丸暗記、真似る、理解といった働きから、批判的思考や知の可能性までを探る。
『ネット情報におぼれない学び方』梅澤貴典著
191ページ・・・ネットでの学びが広がり、膨大な情報をいかに使いこなすかが、今後のカギになってきます。「確かな情報って何?」「図書館の使い方は?」「情報リテラシーを身につけるには?」等の問いから、新しい時代の学びに即した情報の探し方や使い方、さらにはアウトプットの仕方を図書館司書の見地から丁寧にアドバイスします。


  <8月の活動>
☆交流会 31(日)10:30~15:00
☆音訳ボランティア入門講習会(2)5(火)13:00~
☆音訳研修会 5・19(火)13:00~
☆点訳全体研修 休み
☆点訳相談日 6・20(水)10:00~12:00 23(土) 13:00~15:00
☆点訳スキルアップ研修会 休み
☆テキストデイジー活動日 23(土)10:00~
☆ウォーキングボランティア定例会 27(水)12:00~
☆連絡会 7(木) 14:00~
☆対面音訳 19・26(火)ほか随時
★ウォーキングクラブ 27(水)10:30~
★パソコンクラブ 4・18(月)10:00~12:00
★チャレンジクラブ 6・20・27(水)13:00~15:00
★ミュージックベルクラブ 25(月)10:00~12:00
★フラダンス教室 21(木)13:00~
★卓球台使用日 1・4・8・18・22・29 13:30~15:30
※サポートセンターは8月9日(土)~17(日)休館といたします。ご不便をおかけいたしますが、ご協力をお願いいたします。貸出ご希望はお早めにご連絡ください。


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