会報HP版
にじ395号
2025-03-15
2025年度通常総会のお知らせ
2025年度通常総会を下記の通り行います。
2024年度の活動を振り返るとともに、2025年度の活動方針を検討する重要な会ですので、ボランティア会員はぜひご参加ください。
と き:2025年4月19日(土)13:30~
ところ:福島視覚情報サポートセンターにじ会議室
議題:
1.2024年度活動報告
2.2024年度収支決算報告
3.監査報告
4.2025年度活動計画(案)
5.2025年度予算(案)
6.その他
※ 当日出席できないボランティア会員は、委任状の提出をお願いいたします。
お花見ウォーキング
春の花々が咲き始め、桜の開花も待たれます。今年もお花見ウォーキングを実施します。桜づつみをゆっくり散策し、春の草花や小鳥の声に親しみましょう。
ウォーキングクラブのクラブ員のかたも、そうでないかたも、多くの方のご参加をお待ちしています。
日にち:4月9日(水)
時間:10時30分集合~12時解散
集合・解散場所:サポートセンターにじ
ウォーキングクラブ員もそうでない方も、必ず事前に事務局にお申し込みください。
水分補給や風の対策を忘れないようお願いいたします。小雨決行ですが、天候等により中止の場合は、参加を申し込まれた方にご連絡いたします。
今年度は、6月にもあづま運動公園のバラ園散策を予定しています。どうぞお楽しみに!
短歌・俳句・川柳
薄井セツ子さん(福島市)
枯れ枝に積もった雪が花のよう
菅野勝仁さん(田村市)
豆をまきコロナも一緒に鬼は外
武田栄子さん(福島市)
箱根路に歓声上がる駅伝を
拍手を送りつつ一人見ており
穴澤勲さん(会津若松市)
大雪に畑と田んぼニンマリと
大根キャベツ大きくなーれ
矢島秀子さん(南相馬市)
山茶花の香りたどりて回り道
旧家をまもる垣根みつけた
小板橋順二さん(猪苗代町)
軽トラと相撲とって突き出しに
雪の土俵で空を見上げる
佐藤カツさん(福島市)
手作りのスーツ姿に胸を張り
成人式の輪に入るなり
三浦寛さん(国見町)
ソリすべり凧あげカルタも見当たらず
情緒をなくした令和の正月
今月のイチオシ!図書
前号に引き続き、こたつに入ってのんびり読みたい、雪の描写が印象的な本をご紹介します。すべて音訳・点訳ともにサピエに登録されています。
『雪の夜話』浅倉卓弥著:主人公の和樹は、大雪の降る夜に、天からやってきた不思議な雪の少女と出会います。彼女と会話を重ねることで、自らのあり方を探っていくファンタジー・ストーリーです。少女と出会う時はいつも大雪の日の夜、場所は決まって公園。和樹が成長しても少女は和樹が高校生の時に出会ったまま。少女から生きる意義を教えられた和樹は、次第に人生に前向きになります。少女は、天へ帰る決心をし、二人は正月も間近な大雪の夜に、公園で盛大なお別れ会を開きます。「生き続けるということは、失われていくものを見続けることなのか」
『雪の断章』佐々木丸美:主人公の倉折飛鳥の小学5年から20歳までの成長を描く。迷子になった5歳の孤児・飛鳥は親切な青年に救われる。2年後、引き取られた家での虐めに耐えかね逃げ出した飛鳥に手を伸べ、手元に引き取ったのも、かの青年・滝杷祐也だった。飛鳥の頑なな心は、祐也や周囲の人々との交流を経て徐々に変化してゆくが…。ある毒殺事件を巡り交錯する人々の思いと、孤独な少女と青年の心の葛藤を、雪の結晶の如き繊細な筆致で描く著者の代表作。
『クレオパトラの夢』恩田陸著:季節はクリスマス、北海道のH市を訪れた神原恵弥。不倫相手を追いかけていった双子の妹を連れ戻すという名目の裏に、外資製薬会社の名ウイルスハンターとして重大な目的があった。H市と関係があるらしい「クレオパトラ」と呼ばれるものの正体を掴むこと。人々の欲望を掻きたててきたそれは、存在自体が絶対の禁忌であった。謎をめぐり、虚実交錯する世界が心をとらえて離さない。
『霧越邸殺人事件』綾辻行人著:信州の山中に建つ謎の洋館「霧越邸」。訪れた劇団「暗色天幕」の一行を迎える怪しい住人たち。邸内で発生する不可思議な現象の数々。閉ざされた吹雪の山荘でやがて、美しき連続殺人劇の幕が上がる!
『白銀ジャック』東野圭吾著:「我々は、いつ、どこからでも爆破できる」。年の瀬のスキー場に脅迫状が届いた。警察に通報できない状況を嘲笑うかのように繰り返される、山中でのトリッキーな身代金奪取。雪上を乗っ取った犯人の動機は金目当てか、それとも復讐か。すべての鍵は1年前に血に染まった禁断のゲレンデにあり。今、犯人との命を賭けたレースが始まる。圧倒的な疾走感で読者を翻弄する痛快サスペンス!
点字図書差し上げます
前号に続き、当館の貸出図書整理のため、ご希望の方に差し上げます。先着順です。図書は、すべてひもとじです。カッコ内は巻数。次号にも掲載します。
1.夜に溶けたいと願う君へ(5)
2.キッズ・ア・オールライト(4)
3.山犬の子ジロー(1)
4.泣いて笑って、ありのままの君で(4)
5.金子みすゞ詩集(2)
6.ガザとは何か(3)
7.ガイドヘルパーが感動した驚きのチャレンジ精神 視覚障害がある10名のチャレンジ!(2)
8.青い風、きみと最後の夏(3)
9.十歳のきみへ、九十五歳のわたしから(2)
10.海はゴミ箱じゃない!(3)
11.家族のゆきさき(3)
12.千年ごはん(1)
13.徳川家が見た戦争(3)
14.二十歳の変奏曲(5)
15.枕草子 清少納言(2)
16.ミエと良子のおしゃべり泥棒(3)
17.心理コンサルタント 才希と心の迷宮(4)
サピエ図書館コーナー
1/1~1/31にホストアップの点訳・音訳書より抜粋
◇◇点訳◇◇
1.『世界の名将決定的名言』松村劭監修 全3巻
2.『捨てたい人捨てたくない人』群ようこ著 全3巻
3.『長生き足腰のつくり方』渡會公治著 全2巻
4.『白菜あったら、これつくろ!献立にもう迷わない!』オレンジページ 全2巻
5.『旅券(パスポート)の変更について』外務省 全1巻
6.『I am a Dreamer 最速で夢を叶える逆境思考』小田凱人著 全2巻
7.『愛犬が最後にくれた「ありがとう」』小島雅道著 全2巻
8.『応仁の乱 ものがたり日本の乱1』小前亮著 全2巻
9.『これだけ言って死にたい』佐藤愛子著 全2巻
10.『東北おいしい物語』みちのく童話会編著 全2巻
11.『トランプ人気の深層』池上彰、佐藤優、デーブ・スペクターほか著 全3巻
12.『古池に飛びこんだのはなにガエル? 短歌と俳句に暮らす生き物の不思議』稲垣栄洋著 全2巻
13.『見果てぬ花』浅田次郎著 全3巻
14.『60代、少しゆるめがいいみたい』岸本葉子著 全3巻
◇◇音訳◇◇
1.『気の毒ばたらき』宮部みゆき著 13時間24分
2.『こころで辿るさだまさし「いのちの理由」』さだまさし著 1時間12分
3.『二人キリ』村山由佳著 13時間27分
4.『もどき友成』佐伯泰英著 6時間20分
5.『アジフライの正しい食べ方』浅田次郎著 6時間40分
6.『宇宙はなぜ面白いのか』北川智子著 3時間52分
7.『エイジング革命 250歳まで人が生きる日』 早野元詞著 3時間45分
8.『振り出し』上田秀人著 6時間3分
9.『お梅は呪いたい』藤崎翔著 8時間46分
10.『大きな玉ねぎの下で』中村航著 4時間20分
11.『大人ことば辞典 しみる・エモい・懐かしい』 ことば探究舎編 4時間41分
12.『陰からの一撃』堂場瞬一著 11時間19分
13.『喫茶月影の幸せひと皿』内間飛来著 6時間26分
14.『クスノキの女神』東野圭吾著 9時間13分
15.『国民の違和感は9割正しい』堤未果著 5時間44分
16.『最弱聖女でしたが「死神」になって世直しします』蒼月海里著 11時間38分
17.『サインはヒバリ パリの少年探偵団』ピエール・ヴェリー著 7時間18分
18.『作家刑事毒島の暴言』中山七里著 10時間3分
19.『地面師たち ファイナル・ベッツ』新庄耕著 10時間22分
20.『衝撃の1行で始まる3分間ミステリー』「このミ ステリーがすごい!」大賞編集部編 6時間25分
21.『庭球のサムライ 誰が佐藤次郎を殺したのか』佐藤瑠璃子著 6時間55分
22.『盗っ人から盗む盗っ人』藤水名子著 6時間6分
てんやく情報
『あなたを想う花(下)』ヴァレリー・ペラン著 全6巻(768頁)・・・ヴィオレットが管理する墓地は美しい。通路には樹齢百年になる菩提樹が並んでいて、多くの墓が花で飾られている。誰も訪れなくなった墓が淋しく見えないよう、花を手向けているから。墓地管理人の仕事は、そこに眠る者たちの世話をするということなのだ。ある日、ジュリアンという警視が母親の遺言をもって突然やってきた。母親が家族には秘密で愛人と同じ墓に入ると約束していたのだという。50歳を間近にして、何度も絶望に襲われ、新しい人生をあきらめていたヴィオレットにとって、この男女の物語は大きな衝撃を与える。花が新鮮な水で生き返るように、彼女の人生もまだ終わってはいないのだ、と。
『ナースが書いた看護に活かせる血液ガスノート』春名純平著 全2巻(284頁)・・・血液ガス分析は、全身状態を知るための重要な検査ですが、苦手と感じている看護師は多いようです。理由の1つが、意味がわかりづらい略語や用語がたくさん出てくること。本書では、それぞれの意味や関連性を理解することから始めます。読み終える頃には、血液ガスをどのようにみて、患者ケアに活かせばよいのか、きっとわかります。
『大学生のための「読む・書く・プレゼン・ディベート」の方法』松本茂・河野哲也著 全3巻(408頁)・・・大学生、社会人必携!「読む・書く・プレゼン・ディベート」は知的生活活動に必須のコミュニケーション行為。4つの基礎力を、テクニックではなく正攻法で伝授。情報の収集・整理のしかたから主張・議論のしかたまで、その内容・形式両面を実践的に身につける。
『昭和の青春 日本を動かした世代の原動力』池上彰著 全3巻(452頁)・・・学生運動、高度経済成長、新たな文化、そして繁栄の「陰」、あの熱い時代は何だったのか、池上彰が実体験をまじえて綴る現代日本の源流! なぜ60年代に学生運動が盛り上がったのか、ベトナム反戦運動とパリ五月革命、あさま山荘事件とテルアビブ空港乱射事件、オイルショック時のトイレットペーパー騒動、東京オリンピックと大阪万博で日本中が盛り上がる、ほか
『正しさってなんだろう 14歳からの正義と格差の授業』佐藤優著 全4巻(452頁)・・・14歳のギモンから、世の中の「真実」が見えてくる。ずるい大人には、なりたくない。社会の矛盾やウソ、生きづらさを感じるキミと答えを探し続ける大人へ。正義が多様化する時代に、「私」の答えを探す旅に出よう。
『都市のくらしと野生動物の未来』高槻成紀著 全3巻(388頁)・・・タヌキはまぬけ、カラスは不気味、オオカミは邪悪、イメージで動物を判断していませんか?自然から離れて暮らす人が増え、動物の本当の姿や生き物同士のつながりを知る機会が失われています。動物たちと向き合うためには何が必要なのか。自らの体験や科学的知見を通して語る、ベテラン生態学者からのメッセージ。
『古典落語おもしろキャラの味わい方 お江戸の面々にみる「自分らしく」生きるヒント』立川談慶著 全3巻(412頁)・・・古典落語の人物たちは、複数の噺に登場する面々はもちろん、まさに人間の個性の見本市です。騒動を巻き起こす与太郎・八五郎・熊五郎、器量人の商家の大旦那に放蕩息子の若旦那、明るい殿様・赤井御門守に、名裁きの大岡越前。立川流真打ちの著者が、演者目線で面白キャラの個性を深読みし、現代を明るくしなやかに生きるヒントを提案します。
『冷凍保存の教科書ビギナーズ これならできそう!』吉田瑞子著 全3巻(342頁)・・・冷凍保存の正しい方法がわかれば、より効率的に料理が楽しめる!どの食材をどのようにして冷凍すれば、鮮度を保って保存することができるか分かりやすく解説。冷凍食材を使用したおかずレシピ、ひと手間かけて他のメニューに早変わりするアレンジレシピまで、活用術を幅広く紹介しています。
『世界でいちばん弱い妖怪』キム・ドンシク著 全3巻(396頁)・・・「驚かないで! ぼく、ほんとに弱いの。殺したりしないでね」。命乞いする落ちこぼれ妖怪に、「プルスマ、プルスマナス」と呪文をつぶやく謎のエイリアン。さらには人間からダシをとりたい妖怪世界の料理人から、あがり症の新米悪魔まで。ヤバイやつらがゾクゾク襲来!どうする人類?くすっと笑えて、時々ドッキリ、最後に沁みるショートショート18編。
『悪魔の証明 なかったことを「なかった」と説明できるか』谷岡一郎著 全3巻(368頁)・・・事実ではないことを「そんなことはなかった」と説明するのは、実際にあったことを立証するよりも困難だ。しかし人は往々にして、そんな「悪魔の証明」を他人に強要する。思い込みが先行した追及は、ともすると自らの挙証責任をないがしろにするので、相手に説明の無限ループを迫ることになる。敵を混乱させたり、イメージ悪化を図るには有効だが、もはや建設的な議論や問題点の抽出は望めない。本書では、犯罪学や統計学、そして宗教学も参照しながら、悪魔の証明の正体に迫る。
『「人それぞれ」がさみしい 「やさしく・冷たい」人間関係を考える』石田光規著 全2巻(302頁)・・・「人それぞれ」という言葉には、個々人の違いを尊重する一方で、考え方の異なる者同士が互いに本音で語り合わず、内面に深く踏みこむのを避けようとする側面がある。相手との距離をとろうとする人間関係のありかたや、「人それぞれ」の社会に隠れた息苦しさを見直す一冊。
『基礎からわかるクリティカル・シンキング ニュートン新書』ジョナサン・ヘイバー著 全3巻(422頁)・・・膨大な情報が入り乱れる現代において情報を正しく見極めるクリティカル・シンキングは必須の思考法といえます。本書は、クリティカル・シンキングの起源や基本的な考え方、クリティカル・シンカーになるための知識やスキル、個人の特性まで、基本からわかりやすく解説。さらに指導者に向けて、幅広い実践例を用いてクリティカル・シンキングの教え方を伝授します。熟考を重ね、理性を働かせた意思決定をすることが豊かな人生につながると説く著者が送る、多様性の時代を生きるための指南書です。
『まちがえる脳』櫻井芳雄著 全3巻(454頁)・・・人はまちがえる。それは、どんなにがんばっても、脳がまちがいを生み出すような情報処理を行っているから。しかし脳がまちがえるからこそ、わたしたちは新たなアイデアを創造し、高次機能を実現し、損傷から回復する。そのような脳の実態と特性を、最新の研究成果をふまえて解説。心とは何か、人間とは何かに迫る。
『狼の幸せ』パオロ・コニェッティ著 全3巻(384頁)・・・人生に疲れた40歳のファウストは、長年暮らしたミラノを離れてイタリアンアルプス近くのレストランで働き始める。山に囲まれ次第に人間らしさをとりもどしていたとき、狼たちが山からおりてきていた。
おんやく情報
『愛し続けられない人々』レイチェル・カスク著 8時間22分・・・ 英・米文学界で大好評、本邦初訳。ここに登場する人物たちは、みな結婚・離婚歴を持つ。全篇に結婚・離婚の果ての寂寥、孤独、虚しさが漂う。人間にとって愛とは何か、家族とは何かを問い続ける問題作。
『続々・大和田ノート 伝えることの大切さ伝わることのすばらしさ』大和田新著 9時間47分・・・「大和田ノート」第3弾。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で被災した人々との交流などを綴る。今回は、毎日新聞の連載企画「とうほく彩発見」から抜粋・加筆・修正したもの。大石邦子さんとの対談も収録。
テキストデイジー情報
『黄色い夏の日』高楼方子著 316ページ・・・七月半ばの日曜日。初夏の日差しが落ちる道をたどり、景介の向かう先にその家はあった。中学生になって入った美術部で、建物を描くという課題がだされた時、まっ先に浮かんだのが、木々と草花に囲まれて建つ、灰色の壁と緑の屋根の古めかしいその洋館だった。主の老女に招き入れられ、足を踏み入れた洋館で、景介は一人の可憐な少女に出会う。一目見たその時から、その少女に景介は心引かれていくのだが……。
『ラベンダーとソプラノ』額賀澪作 223ページ・・・6年生になったら、ラベンダー色のランドセルが似合うお姉さんになってきれいな歌声を響かせているはずだった。でも、「今年こそ金賞を」のエールはいつしかプレッシャーに、ハーモニーは不協和音になっていく。そんなときに出会ったボーイソプラノの朔と半地下合唱団に参加するうち、真子は、合唱クラブのありかたを考えはじめる。
<3月の活動>
点訳継続講習会 5・12(水)13:30~
音訳研修会 4・18(火)13:00~
音訳フォロー研修Ⅱ 11・25(火)13:00~
点訳全体研修 12(水)10:00~
点訳相談日 5・19(水)10:00~12:00 22(土) 13:00~15:00
点訳スキルアップ研修会 8・15(土)13:00~
テキストデイジー活動日 8・22(土)10:00~
ウォーキングボランティア定例会 26(水)12:00~
連絡会 6(木)14:00~
対面音訳 4・11・18・25(火)ほか随時
ウォーキングクラブ 12・26(水)10:30~
パソコンクラブ 3・17(月)10:00~
チャレンジクラブ 5・12・19・26(水)13:00~15:00
ミュージックベルクラブ 10・24(月)10:00~12:00
フラダンス教室 27(木)10:00~
卓球台使用日 3・5・7・12・14・17・19・21・26・28 13:30~15:30
2025年度通常総会を下記の通り行います。
2024年度の活動を振り返るとともに、2025年度の活動方針を検討する重要な会ですので、ボランティア会員はぜひご参加ください。
と き:2025年4月19日(土)13:30~
ところ:福島視覚情報サポートセンターにじ会議室
議題:
1.2024年度活動報告
2.2024年度収支決算報告
3.監査報告
4.2025年度活動計画(案)
5.2025年度予算(案)
6.その他
※ 当日出席できないボランティア会員は、委任状の提出をお願いいたします。
お花見ウォーキング
春の花々が咲き始め、桜の開花も待たれます。今年もお花見ウォーキングを実施します。桜づつみをゆっくり散策し、春の草花や小鳥の声に親しみましょう。
ウォーキングクラブのクラブ員のかたも、そうでないかたも、多くの方のご参加をお待ちしています。
日にち:4月9日(水)
時間:10時30分集合~12時解散
集合・解散場所:サポートセンターにじ
ウォーキングクラブ員もそうでない方も、必ず事前に事務局にお申し込みください。
水分補給や風の対策を忘れないようお願いいたします。小雨決行ですが、天候等により中止の場合は、参加を申し込まれた方にご連絡いたします。
今年度は、6月にもあづま運動公園のバラ園散策を予定しています。どうぞお楽しみに!
短歌・俳句・川柳
薄井セツ子さん(福島市)
枯れ枝に積もった雪が花のよう
菅野勝仁さん(田村市)
豆をまきコロナも一緒に鬼は外
武田栄子さん(福島市)
箱根路に歓声上がる駅伝を
拍手を送りつつ一人見ており
穴澤勲さん(会津若松市)
大雪に畑と田んぼニンマリと
大根キャベツ大きくなーれ
矢島秀子さん(南相馬市)
山茶花の香りたどりて回り道
旧家をまもる垣根みつけた
小板橋順二さん(猪苗代町)
軽トラと相撲とって突き出しに
雪の土俵で空を見上げる
佐藤カツさん(福島市)
手作りのスーツ姿に胸を張り
成人式の輪に入るなり
三浦寛さん(国見町)
ソリすべり凧あげカルタも見当たらず
情緒をなくした令和の正月
今月のイチオシ!図書
前号に引き続き、こたつに入ってのんびり読みたい、雪の描写が印象的な本をご紹介します。すべて音訳・点訳ともにサピエに登録されています。
『雪の夜話』浅倉卓弥著:主人公の和樹は、大雪の降る夜に、天からやってきた不思議な雪の少女と出会います。彼女と会話を重ねることで、自らのあり方を探っていくファンタジー・ストーリーです。少女と出会う時はいつも大雪の日の夜、場所は決まって公園。和樹が成長しても少女は和樹が高校生の時に出会ったまま。少女から生きる意義を教えられた和樹は、次第に人生に前向きになります。少女は、天へ帰る決心をし、二人は正月も間近な大雪の夜に、公園で盛大なお別れ会を開きます。「生き続けるということは、失われていくものを見続けることなのか」
『雪の断章』佐々木丸美:主人公の倉折飛鳥の小学5年から20歳までの成長を描く。迷子になった5歳の孤児・飛鳥は親切な青年に救われる。2年後、引き取られた家での虐めに耐えかね逃げ出した飛鳥に手を伸べ、手元に引き取ったのも、かの青年・滝杷祐也だった。飛鳥の頑なな心は、祐也や周囲の人々との交流を経て徐々に変化してゆくが…。ある毒殺事件を巡り交錯する人々の思いと、孤独な少女と青年の心の葛藤を、雪の結晶の如き繊細な筆致で描く著者の代表作。
『クレオパトラの夢』恩田陸著:季節はクリスマス、北海道のH市を訪れた神原恵弥。不倫相手を追いかけていった双子の妹を連れ戻すという名目の裏に、外資製薬会社の名ウイルスハンターとして重大な目的があった。H市と関係があるらしい「クレオパトラ」と呼ばれるものの正体を掴むこと。人々の欲望を掻きたててきたそれは、存在自体が絶対の禁忌であった。謎をめぐり、虚実交錯する世界が心をとらえて離さない。
『霧越邸殺人事件』綾辻行人著:信州の山中に建つ謎の洋館「霧越邸」。訪れた劇団「暗色天幕」の一行を迎える怪しい住人たち。邸内で発生する不可思議な現象の数々。閉ざされた吹雪の山荘でやがて、美しき連続殺人劇の幕が上がる!
『白銀ジャック』東野圭吾著:「我々は、いつ、どこからでも爆破できる」。年の瀬のスキー場に脅迫状が届いた。警察に通報できない状況を嘲笑うかのように繰り返される、山中でのトリッキーな身代金奪取。雪上を乗っ取った犯人の動機は金目当てか、それとも復讐か。すべての鍵は1年前に血に染まった禁断のゲレンデにあり。今、犯人との命を賭けたレースが始まる。圧倒的な疾走感で読者を翻弄する痛快サスペンス!
点字図書差し上げます
前号に続き、当館の貸出図書整理のため、ご希望の方に差し上げます。先着順です。図書は、すべてひもとじです。カッコ内は巻数。次号にも掲載します。
1.夜に溶けたいと願う君へ(5)
2.キッズ・ア・オールライト(4)
3.山犬の子ジロー(1)
4.泣いて笑って、ありのままの君で(4)
5.金子みすゞ詩集(2)
6.ガザとは何か(3)
7.ガイドヘルパーが感動した驚きのチャレンジ精神 視覚障害がある10名のチャレンジ!(2)
8.青い風、きみと最後の夏(3)
9.十歳のきみへ、九十五歳のわたしから(2)
10.海はゴミ箱じゃない!(3)
11.家族のゆきさき(3)
12.千年ごはん(1)
13.徳川家が見た戦争(3)
14.二十歳の変奏曲(5)
15.枕草子 清少納言(2)
16.ミエと良子のおしゃべり泥棒(3)
17.心理コンサルタント 才希と心の迷宮(4)
サピエ図書館コーナー
1/1~1/31にホストアップの点訳・音訳書より抜粋
◇◇点訳◇◇
1.『世界の名将決定的名言』松村劭監修 全3巻
2.『捨てたい人捨てたくない人』群ようこ著 全3巻
3.『長生き足腰のつくり方』渡會公治著 全2巻
4.『白菜あったら、これつくろ!献立にもう迷わない!』オレンジページ 全2巻
5.『旅券(パスポート)の変更について』外務省 全1巻
6.『I am a Dreamer 最速で夢を叶える逆境思考』小田凱人著 全2巻
7.『愛犬が最後にくれた「ありがとう」』小島雅道著 全2巻
8.『応仁の乱 ものがたり日本の乱1』小前亮著 全2巻
9.『これだけ言って死にたい』佐藤愛子著 全2巻
10.『東北おいしい物語』みちのく童話会編著 全2巻
11.『トランプ人気の深層』池上彰、佐藤優、デーブ・スペクターほか著 全3巻
12.『古池に飛びこんだのはなにガエル? 短歌と俳句に暮らす生き物の不思議』稲垣栄洋著 全2巻
13.『見果てぬ花』浅田次郎著 全3巻
14.『60代、少しゆるめがいいみたい』岸本葉子著 全3巻
◇◇音訳◇◇
1.『気の毒ばたらき』宮部みゆき著 13時間24分
2.『こころで辿るさだまさし「いのちの理由」』さだまさし著 1時間12分
3.『二人キリ』村山由佳著 13時間27分
4.『もどき友成』佐伯泰英著 6時間20分
5.『アジフライの正しい食べ方』浅田次郎著 6時間40分
6.『宇宙はなぜ面白いのか』北川智子著 3時間52分
7.『エイジング革命 250歳まで人が生きる日』 早野元詞著 3時間45分
8.『振り出し』上田秀人著 6時間3分
9.『お梅は呪いたい』藤崎翔著 8時間46分
10.『大きな玉ねぎの下で』中村航著 4時間20分
11.『大人ことば辞典 しみる・エモい・懐かしい』 ことば探究舎編 4時間41分
12.『陰からの一撃』堂場瞬一著 11時間19分
13.『喫茶月影の幸せひと皿』内間飛来著 6時間26分
14.『クスノキの女神』東野圭吾著 9時間13分
15.『国民の違和感は9割正しい』堤未果著 5時間44分
16.『最弱聖女でしたが「死神」になって世直しします』蒼月海里著 11時間38分
17.『サインはヒバリ パリの少年探偵団』ピエール・ヴェリー著 7時間18分
18.『作家刑事毒島の暴言』中山七里著 10時間3分
19.『地面師たち ファイナル・ベッツ』新庄耕著 10時間22分
20.『衝撃の1行で始まる3分間ミステリー』「このミ ステリーがすごい!」大賞編集部編 6時間25分
21.『庭球のサムライ 誰が佐藤次郎を殺したのか』佐藤瑠璃子著 6時間55分
22.『盗っ人から盗む盗っ人』藤水名子著 6時間6分
てんやく情報
『あなたを想う花(下)』ヴァレリー・ペラン著 全6巻(768頁)・・・ヴィオレットが管理する墓地は美しい。通路には樹齢百年になる菩提樹が並んでいて、多くの墓が花で飾られている。誰も訪れなくなった墓が淋しく見えないよう、花を手向けているから。墓地管理人の仕事は、そこに眠る者たちの世話をするということなのだ。ある日、ジュリアンという警視が母親の遺言をもって突然やってきた。母親が家族には秘密で愛人と同じ墓に入ると約束していたのだという。50歳を間近にして、何度も絶望に襲われ、新しい人生をあきらめていたヴィオレットにとって、この男女の物語は大きな衝撃を与える。花が新鮮な水で生き返るように、彼女の人生もまだ終わってはいないのだ、と。
『ナースが書いた看護に活かせる血液ガスノート』春名純平著 全2巻(284頁)・・・血液ガス分析は、全身状態を知るための重要な検査ですが、苦手と感じている看護師は多いようです。理由の1つが、意味がわかりづらい略語や用語がたくさん出てくること。本書では、それぞれの意味や関連性を理解することから始めます。読み終える頃には、血液ガスをどのようにみて、患者ケアに活かせばよいのか、きっとわかります。
『大学生のための「読む・書く・プレゼン・ディベート」の方法』松本茂・河野哲也著 全3巻(408頁)・・・大学生、社会人必携!「読む・書く・プレゼン・ディベート」は知的生活活動に必須のコミュニケーション行為。4つの基礎力を、テクニックではなく正攻法で伝授。情報の収集・整理のしかたから主張・議論のしかたまで、その内容・形式両面を実践的に身につける。
『昭和の青春 日本を動かした世代の原動力』池上彰著 全3巻(452頁)・・・学生運動、高度経済成長、新たな文化、そして繁栄の「陰」、あの熱い時代は何だったのか、池上彰が実体験をまじえて綴る現代日本の源流! なぜ60年代に学生運動が盛り上がったのか、ベトナム反戦運動とパリ五月革命、あさま山荘事件とテルアビブ空港乱射事件、オイルショック時のトイレットペーパー騒動、東京オリンピックと大阪万博で日本中が盛り上がる、ほか
『正しさってなんだろう 14歳からの正義と格差の授業』佐藤優著 全4巻(452頁)・・・14歳のギモンから、世の中の「真実」が見えてくる。ずるい大人には、なりたくない。社会の矛盾やウソ、生きづらさを感じるキミと答えを探し続ける大人へ。正義が多様化する時代に、「私」の答えを探す旅に出よう。
『都市のくらしと野生動物の未来』高槻成紀著 全3巻(388頁)・・・タヌキはまぬけ、カラスは不気味、オオカミは邪悪、イメージで動物を判断していませんか?自然から離れて暮らす人が増え、動物の本当の姿や生き物同士のつながりを知る機会が失われています。動物たちと向き合うためには何が必要なのか。自らの体験や科学的知見を通して語る、ベテラン生態学者からのメッセージ。
『古典落語おもしろキャラの味わい方 お江戸の面々にみる「自分らしく」生きるヒント』立川談慶著 全3巻(412頁)・・・古典落語の人物たちは、複数の噺に登場する面々はもちろん、まさに人間の個性の見本市です。騒動を巻き起こす与太郎・八五郎・熊五郎、器量人の商家の大旦那に放蕩息子の若旦那、明るい殿様・赤井御門守に、名裁きの大岡越前。立川流真打ちの著者が、演者目線で面白キャラの個性を深読みし、現代を明るくしなやかに生きるヒントを提案します。
『冷凍保存の教科書ビギナーズ これならできそう!』吉田瑞子著 全3巻(342頁)・・・冷凍保存の正しい方法がわかれば、より効率的に料理が楽しめる!どの食材をどのようにして冷凍すれば、鮮度を保って保存することができるか分かりやすく解説。冷凍食材を使用したおかずレシピ、ひと手間かけて他のメニューに早変わりするアレンジレシピまで、活用術を幅広く紹介しています。
『世界でいちばん弱い妖怪』キム・ドンシク著 全3巻(396頁)・・・「驚かないで! ぼく、ほんとに弱いの。殺したりしないでね」。命乞いする落ちこぼれ妖怪に、「プルスマ、プルスマナス」と呪文をつぶやく謎のエイリアン。さらには人間からダシをとりたい妖怪世界の料理人から、あがり症の新米悪魔まで。ヤバイやつらがゾクゾク襲来!どうする人類?くすっと笑えて、時々ドッキリ、最後に沁みるショートショート18編。
『悪魔の証明 なかったことを「なかった」と説明できるか』谷岡一郎著 全3巻(368頁)・・・事実ではないことを「そんなことはなかった」と説明するのは、実際にあったことを立証するよりも困難だ。しかし人は往々にして、そんな「悪魔の証明」を他人に強要する。思い込みが先行した追及は、ともすると自らの挙証責任をないがしろにするので、相手に説明の無限ループを迫ることになる。敵を混乱させたり、イメージ悪化を図るには有効だが、もはや建設的な議論や問題点の抽出は望めない。本書では、犯罪学や統計学、そして宗教学も参照しながら、悪魔の証明の正体に迫る。
『「人それぞれ」がさみしい 「やさしく・冷たい」人間関係を考える』石田光規著 全2巻(302頁)・・・「人それぞれ」という言葉には、個々人の違いを尊重する一方で、考え方の異なる者同士が互いに本音で語り合わず、内面に深く踏みこむのを避けようとする側面がある。相手との距離をとろうとする人間関係のありかたや、「人それぞれ」の社会に隠れた息苦しさを見直す一冊。
『基礎からわかるクリティカル・シンキング ニュートン新書』ジョナサン・ヘイバー著 全3巻(422頁)・・・膨大な情報が入り乱れる現代において情報を正しく見極めるクリティカル・シンキングは必須の思考法といえます。本書は、クリティカル・シンキングの起源や基本的な考え方、クリティカル・シンカーになるための知識やスキル、個人の特性まで、基本からわかりやすく解説。さらに指導者に向けて、幅広い実践例を用いてクリティカル・シンキングの教え方を伝授します。熟考を重ね、理性を働かせた意思決定をすることが豊かな人生につながると説く著者が送る、多様性の時代を生きるための指南書です。
『まちがえる脳』櫻井芳雄著 全3巻(454頁)・・・人はまちがえる。それは、どんなにがんばっても、脳がまちがいを生み出すような情報処理を行っているから。しかし脳がまちがえるからこそ、わたしたちは新たなアイデアを創造し、高次機能を実現し、損傷から回復する。そのような脳の実態と特性を、最新の研究成果をふまえて解説。心とは何か、人間とは何かに迫る。
『狼の幸せ』パオロ・コニェッティ著 全3巻(384頁)・・・人生に疲れた40歳のファウストは、長年暮らしたミラノを離れてイタリアンアルプス近くのレストランで働き始める。山に囲まれ次第に人間らしさをとりもどしていたとき、狼たちが山からおりてきていた。
おんやく情報
『愛し続けられない人々』レイチェル・カスク著 8時間22分・・・ 英・米文学界で大好評、本邦初訳。ここに登場する人物たちは、みな結婚・離婚歴を持つ。全篇に結婚・離婚の果ての寂寥、孤独、虚しさが漂う。人間にとって愛とは何か、家族とは何かを問い続ける問題作。
『続々・大和田ノート 伝えることの大切さ伝わることのすばらしさ』大和田新著 9時間47分・・・「大和田ノート」第3弾。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で被災した人々との交流などを綴る。今回は、毎日新聞の連載企画「とうほく彩発見」から抜粋・加筆・修正したもの。大石邦子さんとの対談も収録。
テキストデイジー情報
『黄色い夏の日』高楼方子著 316ページ・・・七月半ばの日曜日。初夏の日差しが落ちる道をたどり、景介の向かう先にその家はあった。中学生になって入った美術部で、建物を描くという課題がだされた時、まっ先に浮かんだのが、木々と草花に囲まれて建つ、灰色の壁と緑の屋根の古めかしいその洋館だった。主の老女に招き入れられ、足を踏み入れた洋館で、景介は一人の可憐な少女に出会う。一目見たその時から、その少女に景介は心引かれていくのだが……。
『ラベンダーとソプラノ』額賀澪作 223ページ・・・6年生になったら、ラベンダー色のランドセルが似合うお姉さんになってきれいな歌声を響かせているはずだった。でも、「今年こそ金賞を」のエールはいつしかプレッシャーに、ハーモニーは不協和音になっていく。そんなときに出会ったボーイソプラノの朔と半地下合唱団に参加するうち、真子は、合唱クラブのありかたを考えはじめる。
<3月の活動>
点訳継続講習会 5・12(水)13:30~
音訳研修会 4・18(火)13:00~
音訳フォロー研修Ⅱ 11・25(火)13:00~
点訳全体研修 12(水)10:00~
点訳相談日 5・19(水)10:00~12:00 22(土) 13:00~15:00
点訳スキルアップ研修会 8・15(土)13:00~
テキストデイジー活動日 8・22(土)10:00~
ウォーキングボランティア定例会 26(水)12:00~
連絡会 6(木)14:00~
対面音訳 4・11・18・25(火)ほか随時
ウォーキングクラブ 12・26(水)10:30~
パソコンクラブ 3・17(月)10:00~
チャレンジクラブ 5・12・19・26(水)13:00~15:00
ミュージックベルクラブ 10・24(月)10:00~12:00
フラダンス教室 27(木)10:00~
卓球台使用日 3・5・7・12・14・17・19・21・26・28 13:30~15:30